1日目|”好きであろうこと”に費やす
好きなのに出来ていなかったことを消化する
案件の引き継ぎや人事との面談を終え、事実上休職初日となった土曜日。
今日は3つのことをやろうと決めていた。
(※この時点でもっと鬱々となるまで追い込まれた方よりは元気では?と思うかもしれないが、精神状態や体調は人それぞれということで理解されたい。)
1、パーソナルジムの契約
元来運動が好きで、パーソナルジムや24時間営業型のジムに通っていたが、適応障害を発症するいくばくか前からは忙しさを理由に運動ができていなかった。
運動によるストレス発散と睡眠習慣を戻すことを目的に、ついでにボディメンテを目的に、自宅近くのジムへ契約に走った。
知っていたけれど、パーソナルは高い。でも必要投資ということにする。
※少し話が逸れます※
ジムでは直近の生活習慣や昨日〜本日の食事内容を聞かれた。
めちゃめちゃに乱れているから正しに来ているのだと前置き言い訳のうえで話したが、トレーナーさんにはかなり渋い顔をされた。
2、日用品の買い物
これも、この1ヶ月ほどまともにできなかったことの1つだった。
ずっと買おう買おうと思っていた日用品を買い、洋服のようなトキメクものではないにせよ「ショッピングしたぞー!」という実感を持てただけで、心が前向きになれた。
3、カフェで読書
1よりさらに趣味欲を満たしに行っている。
私は本を読むのが好きだ。
通勤などの電車でKindle Unlimitedをコツコツ読み、
家では紙で買った本を読むのが好きだった。
家から出ず仕事に悩殺されているうちに、それすら出来なくなった。
だから、読みたいけれどページを開くことすら億劫になり積ん読状態になってしまっている本(主にビジネス本)が山のようにある。これを好きなだけ読める日がくるのかと思うと待ち遠しかった。
この状態であれば休職までしなくてもよかったのではないかと思うかもしれない。
しかし、着実に在宅勤務で毒されてしまった私は目の前に仕事が見えている間は読書スイッチが入らなくなってしまった。こういった「好きなこと」への向き合い方も正すために、休職という選択肢を取った。
初日の過ごし方
休職するにあたり、目をかけてくれた上司には「まずは何もしない日を作れ」と言われた。「お前は真面目だから、休んでもなお休まないことを考えるだろう」と。
ただ、善い充電をするための期間でもあるので、初日はあえて予定を組んでみた。
都会にいるならば自然に触れるでもよいし、睡眠障害が重いならば1日ベッドから出ずにゴロゴロできる贅沢を噛みしめるでもよい。
自分がやりたいと思ったことに自身を解放してあげる。
それだけで今日は100点だ。