レジリエンス(11/14-15)
レジリエンスが高い人は職場で高いパフォーマンスを発揮することを示す研究がある。それを踏まえると、レジリエンスの高低により成長の軌跡も違いそう。嫌なことがあってもすぐに切り替えて前向きに取り組めると成長しやすいよね。だからこそ、個々がレジリエントでいられる職場作りが大事な気が🐣 pic.twitter.com/q73qc6bQU4
— Megumi IKEDA | 池田めぐみ (@megumikeda) 2021年11月14日
レジリエンスとは:
回復力・弾性・しなやかさ。
ーリクルートマネジメントソリューションズ
「レジリエンスとは」レジリエントの人の特徴やレジリエンスを高める方法についてもご紹介!| 人材育成・研修・マネジメント用語集 | 人材育成・研修のリクルートマネジメントソリューションズ
困難に対して「うまく適応できる能力」「うまく適応していく過程。
ーカオナビ
「辛抱強さ」や「我慢」、「社会性」とは異なる能力で、今自分に必要なのは気の持ちようを変えるとかではなくこのしなやかさ・回復力かもしれないと思った。
もう少し知りたくて、得意のアマゾン検索・最寄り図書館の叢書検索を実施。
久世浩司さんという方の本がいくつか出てきたので、1つ読んでみた。
レジリエンスの鍛え方
『世界のエリートがIQ・学歴よりも重視! 「レジリエンス」の鍛え方』
https://www.amazon.co.jp/dp/440845494X/
●前提となる3つの考え
失敗の受け止め方の大前提としてまず3つの考えをもつこと。
(どうやって?の前に、「私はどうしても”しなやかさ”に欠けるきらいがある」ということに気づけたのでまずはよしとしたい。)
・現実を直視する
・目の前の物事をしなやかに捉える
・合理的な思考を持つ
●失敗の分類
続いて、失敗は以下の3つに分類する。
その上で自責の念にやられすぎず種類に応じた対応をする。
・予防できる失敗(不注意や経験不足によるミスなど)
→予防策を考え、実行する。
・避けられない失敗(上司命令によりやむなく失敗に向かった場合など)
→学習機会だと思い、へこたれすぎないようにする。
・知的な失敗(考えて実行した施策が伸び悩むなど)
→これはいい失敗。
失敗できて幸運、くらいに開き直り、原因を分析、次回に生かす。
レジリエンスを鍛える7つの技術
ここからが本題。
1−2:ネガティブ感情への対処
3−6:レジリエンスを鍛える
7 :教訓化
の3段階のアプローチでレジリエンスを鍛えることができるという。
特に1,2は休職者向けのプログラムにも重なるものがありフムフム度は高かった。
- ネガティブ感情による悪循環から脱出する
方法:気晴らし。
具体的には運動・音楽・呼吸法・書くことの4つの方法で気分転換をしようというもの。 - 役に立たない思い込みを手なずける
方法:「怒り」や「不安」など、ネガ感情をカテゴリ化して客観視する。
客観視してもどうにもコントロールしにくいものもあるけれど、まずは自分の状態を捉える。これもリワークプログラムなどによく見られるアプローチだ。
=================== - 科学的に自信を身につける
方法:得意なことやこれまでの成果を書き出すことで、自己効力感を高める
失敗した時は弱みに目が行きがちだけれど、自分の強みに着目することで振り返りにも自信を取り戻すことにもなるそう。 - 自分の強みを生かす
方法:ストレングスファインダーやVIA-ISという診断ツールを使って、自分の強みがどこで生きるのかを知る。
ストレングスファインダーは仕事面、VIA-ISは根本的な心理面の診断に効くそう。 - サポーターを作る
方法:対話をする。大切な5人を数える。
自分を批判する人:応援してくれる人:無関心層は2:1:7の割合で存在する。その「1」に吐露をしたり、「1」に該当する5人を想像してこの後の行動や優先順位を考えると自ずと気持ちが高められる。 - 感謝のポジティブ感情を高める
方法:3つのいいこと日記・うまくいったことのチーム内での共有
「ありがとう」の気持ちを持ったり、人に伝えたりすることでポジティブな気持ちを維持できる。チームで共有すれフィードバックの効果もあり、互いの強みを再確認する機会にもなる。
=================== - 痛い体験から意味を学ぶ
ネガティブ感情を対処し、ポジティブな気持ちを整えられたら、失敗体験にフタをせず今後活かすために向き合い、エッセンスを学ぶ。
実践
これまで読んできた他の本の内容も参考にしつつ、
特に3・4の強みを考えることをまずはやってみようと思う。
5は間に合っているので、次に6のアウトプットを試してみたい。
43&44日目|変わらないことと変えること
|今日の新しいこと
・休職原因の分析・アウトプット
先週から読んだりメモしたりしているものをもとに、実際に書いてみることに。
A.復職計画表・チェックリスト作成
B.自身の休職原因の分析
これは3ステップで記述。
- 体調や気分の変化が現れ始めた初発時の症状を記載
目的|どんな症状がで始めたら注意が必要かを把握する - 1が現れる前に起こった環境の変化を記載
目的|自分にとってどんなことが「危険な環境変化」なのかを把握する - なぜ自分が発症したか?
目的|どう考え、どう行動したか?自身の物事の捉え方/考え方、
コミュニケーションの取り方、困ったときの対処法を可視化
C.ストレス対処法の書き出し
本では100個書いてみようとあったが、20数個で手が止まっている。
バリエーションの増やし方として
平日ー休日、有料ー無料、一人ー皆/他者と、イエナカー外出、などの対比やそれの掛け合わせで考えることができるが、それでもなかなか難しい。
ただ書いてみると、「夜、仕事終わりにメリハリをつける」「朝や昼に外出し頭を切り替える」ことが1人で日常的にやれるしやらなければいけなさそうな施策として見えてきた。
・「レジリエンス」という単語と出会う
(→すごくいい学びだったので別の記事に書こうと思う)
|観た・読んだ
嫌われる勇気
自分がメンブレしないためには?を考えると、1つのやり方として「気に留めない」「Noをもっと強く言う」がある。ただそれは会社員として生きて行くにはなかなか難しい決断でもある。
ので、そんな人間関係と心理にフォーカスを当てた本を手に取ってみた。
「人間の悩みはすべて対人関係」「いま・ここ」をダンスするように生きる」など、タイトルだけだとなんのこっちゃという感じだと思うけれども”気にしない”ための考え方やアプローチについてちょっとネガティブで自我の強い青年と教授の対話を通じて深めて行く一冊。
心理学系の本としても非常に読みやすかった。
https://www.amazon.co.jp/dp/4478025819/
|雑感
休職が延長されて1週間。
気の持ちようを変えるとか、そもそもどんな時に自分の負の感情が出やすいか、それは抑えるとよいのか、どう向き合うと良いのか。
本や友人・知人との会話から少しずつ整理され始めてきた。
次の月曜日、いつも行っている医者とは別の医者に罹る。そこで言われたことも参考にして次のアクションを取りに行こうと思う。
42日目|インスタ開設
今週、目に見える「新しいこと」をやれていない。
そこで一念発起したりNotionの内容を高めたり、アウトプットに勤しむ1日。
|今日の新しいこと
・Instagramのサブアカウント投稿ルールを決める
ずっと(主にデートで食べた)グルメのアカウントを作りたいと思っていたが寝かせぱなしだったので、やっと投稿ルールを決めた。
運用はルールを決めるまでが面倒。あとは続けるだけなので(続けるのも大変だけれどネタのストックはある)やっと一歩踏み出した。
・Instagramのテスト投稿
普段は適当な文と気に入った画像をパラパラ貼るだけなのだけれど、運用となると最初が肝心。
実際に入力しながら、場所やオフィシャルアカウントのタグ付けのステップを確認しながらいくつか投稿してみた。
大枠のルールはGoogle Keepに保存したので以降はこのフォーマットに従って作れば良い。
|観た・読んだ
・インスタ運用周りの本
ハッシュタグでフォロワー増を狙いましょう、リールも使いましょう、といったビジネスアカ向けの情報が多くフムフム度は低かった。
・画像加工・投稿記事に関する記事
学びの多かったのはこっち。ハッシュタグを保存してくれたり画像を正方形に成型してくれたりするアプリがあるとのことで、Android向けにリリースされているものをダウンロード。
|雑感
昨日まで「経営」「戦略」とか言いながら今度はソーシャル。
興味の広さがブレないなぁ
41日目|チャリできた
今日は夜に学生時代の友人と食事をする約束があったので、それまでの時間に読書などなどなどに勤しんだ。
昨今の電車は治安が悪いので、帰り寒いだろうなと覚悟しながら「チャリできた」(死語)を実践し驚かれた。
|今日の新しいこと
昨晩借りた「経営学の基礎」系の本を2冊読んだ。どちらも基礎で、章によってはまるまる飛ばせるものもあったので時間はかからなかった。
限界利益とか、サプライチェーン、バリューチェーンとか、聞いたことはあったけど最近までちゃんと考えたことがなく、事業会社に行くことを目論むいま初めて興味を持ち出している。そっちにピンを立てられたらもっと自分が考えられることは広がるだろうなあ。
|観た・読んだ
上述の経営学の超基礎本×2
経営学の基本 ゆる図鑑
https://www.amazon.co.jp/dp/4299017943/
経営学無数のメソッド70
https://www.amazon.co.jp/dp/426217476X/
あとは、ずっとKindleのリストに入って途中で止まっていた決算書の読み解き本。
経営に少しスイッチが入ったいま読むとガーッと読めた。
自分で決算書を読み解くにはまだ時間がかかりそうだけれど、機会があったらIR資料からファインディングスを抽出したい。
MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣
|雑感
予定があるとそこまでの時間をどう有意義に使うかを考えて動くことになるのでとても効率的だなと思った。
これは学生時代に部活が忙しい方が成績優秀者多い説にも通ずる気がする。
40日目|「おやすみ長引いちゃいました〜テヘ」
休職が長引いたものの、具体的にいつまでのお尻がなくなったことで少し気持ちが切れている。多分これが続くと逆にスイッチが入るから気にしてないけれど。
|今日やったこと
・職場の同僚とのオンラインランチ
一緒に仕事をしたことはないが、最近の読書や気になった記事をただただ雑談する先輩がいる。休みに入ることが決まった時も「LINE繋ぎながらランチしよーぜ」と誘ってくれ、私の休みが長引いてしまった連絡を入れたところ早速今月もランチの時間を組んでくださった。
「おやすみ長引いちゃいました〜」という報告と、産業医から求められていることの答えってなんでしょうね?というのを相談したりした。
その中でなるほど確かにと思う示唆があった。
「一度休職というところまでいった君は無敵かもよ」
「戻るとき、案件や場合によっちゃ異動もこちらから条件として提示できる」
こういうことを話したかった。医者よりも、同じ職場でお互いリスペクトしている人と会話をして頭を整理し、今後のことを考えたかった。
薄ーく転職活動を続けながらも、やっぱり尊敬できる人との仕事をしてから旅立ちたいよなといい意味でグルグルするランチだった。
・パーソナルジム
週1回となったパーソナルトレーニング。嫌いな種目を中心に追い込んでもらう。
食事の悩みとかないですか?と聞かれたので「この辺で外食する時どこに行ったらいいですか」と尋ねた。
そうですねぇ〜と考えてくれたが、結論、「外食は何かを取捨選択するしかない。ファミレスが一番説。」ということだった。
唯一の悩みは解消されなかった。
|観た・読んだ
先輩に感化されて経営や戦略の本をもう一度洗ってみようと思い、ジムに行く前一時間ほど図書館にこもった。
おそらく明日読むことになるが、下記の2冊をなめったり、他にも次回読もうという本をリストアップしたり、知的好奇心ダダ漏れる日となった。
経営学の基本 ゆる図鑑
https://www.amazon.co.jp/dp/4299017943/
経営学無数のメソッド70
https://www.amazon.co.jp/dp/426217476X/
|雑感
人と話すの大事。同僚や年の近い人(今回の場合トレーナーさん)と話すだけでもマジリフレッシュになる。
38日目|初めての看病
タイトルと休職生活とはなんの関係もないのだけれど、恋人が熱を出し、人生で初めて看病というものをした。
認知行動療法について考える必要はありつつ、とはいえ急務でもないので恋人を寝転がせながらいつもと違う場所で読書にふけた1日。
|観た・読んだ
これも修行のうち。実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活
https://www.amazon.co.jp/dp/B01E6JRV1G/
日頃の悩みを増やさないポイントは「ムダな反応をしない」こと。
一切の悩みは、心の”反応”によるもの。
という趣旨で、心が反応しないための50のテクニックが紹介されている。
ただ立っているだけの状態で足の裏の感覚を感じよう、など、一部マインドフルネスでも適用されるような、気の持ちようから実際の動作まで色々な対処法が描かれており、全て実践しないまでも復職へ向けた頭の整理にはとても参考になった。
|雑感
人から見たらちょっと偏ったようにメンタルケアの本や記事を読み漁っている。
自身も含めたヒトの欠点に目が行きやすい性格をどう改善していけるか?が1つ大きな自己変革のテーマになりそう。